ホームページ制作の「制作物」について

「ホームページ作成」では、デザインを制作する際に「ワイヤーフレーム」や「デザインカンプ」といった制作物を元に「デザインの検証」を行っていきますが、「どのような制作物があるのか?」をご説明していきたいと思います。

「ホームページ」に掲載する情報のリストアップ

ホームページを制作する際に「どのような情報をホームページに掲載するのか?」を考え、「どのようなページにどのような情報を配置していくのか?」を決めていく必要があります。

例えば、「コーポレートサイト(会社のWEBサイト)」であれば、

  • 会社名
  • 会社住所
  • 企業理念
  • 代表挨拶
  • 商品
  • サービス
  • 時事のニュース
  • 採用情報
  • 技術情報
  • 実績
  • プライバシーポリシー
  • 利用規約
  • お問い合わせ

などの情報をどのように配置していくのかを考えていきます。

このように「ホームページに掲載する情報」をリストアップしていき、情報を「グループ」ごとにまとめていくと「どのようなページ構成が必要なのか?」も考えやすくなります。

「ホームページに掲載する情報」が確定したら、「情報をグループ化」し、「ページの構成」を考えていきます。

「制作ページ」の決定と「掲載情報」の選択

これまでの情報をグループごとにまとめていくと、

会社に関する情報
  • 会社名
  • 会社住所
  • 企業理念
  • 代表挨拶
商品・サービスに関する情報
  • 商品
  • サービス
  • 技術情報
  • 実績
ニュースに関する情報
  • 時事のニュース
採用に関する情報
  • 採用情報
サイト利用に関する情報
  • プライバシーポリシー
  • 利用規約
  • お問い合わせ

のように分けるごとができます。

このようにグループ化した情報を元に、ページの構成を考えていきます。

例えば、

「HOME」ページ
  • 商品・サービス案内
  • 時事ニュース一覧
  • 技術情報案内
  • 採用情報案内
  • 会社概要案内
「会社概要」ページ
  • 会社名
  • 会社住所
  • 企業理念
  • 代表挨拶
「商品内容」ページ
  • 商品名
  • 商品説明
  • 商品価格
「サービス内容」ページ
  • サービス名
  • サービス説明
  • サービス価格
「ニュース内容」ページ
  • ニュース内容
「採用情報」ページ
  • 採用職種案内
  • 応募方法
  • 応募期限
「プライバシーポリシー」ページ
  • プライバシーポリシー
「利用規約」ページ
  • 本サイトのご利用にあたって
「お問い合わせ」ページ
  • 名前
  • メールアドレス
  • お問い合わせ内容

のように、ページの構成と内容を考えていきます。

ページごとのレイアウトの決定(ワイヤーフレームの作成)

「ページ構成と内容」が決定したら「ワイヤーフレーム」と呼ばれる「ページ内の情報配置図」を作成していきます。

「ページの上方」に配置する情報は、訪れたユーザーが一番初めに目にする部分のため、「インパクトがあって興味を惹く情報を配置する」など、「ページに訪れたユーザー」を推察し「どのように行動してもらうことが理想なのか?」を考えながら、最適な情報配置を検討していきます。

「ワイヤフレーム」は下図のように情報の内容は記載せず「配置情報のみ」を作成していきます。

ワイヤーフレーム

「ページの構成」が完成したら、「デザインカンプ(完成見本)」を作成していきます。

「ホームページの完成図」を作成(デザインカンプの作成)

ホームページを作成する前に「ホームページの完成状態」を確認するために「デザインカンプ」と呼ばれる「ホームページの完成図」を作成していきます。

デザインカンプは下図のように「ロゴ・バナー・文章」など「ホームページの全ての情報」が掲載されて「完成された状態の図」になります。

デザインカンプ

デザインカンプは、

  • ホームページの色の構成
  • 写真の表示状態
  • 全体のイメージ

などを確認する目的もあり、「ホームページの完成状態」が想定した通りになっているかを確認していきます。

「HTML・CSS」の作成

完成した「デザインカンプ」を元に「HTML」・CSS」を作成し、「ホームページ」を作成していきます。

パソコンやタブレット・スマートフォンサイズの画面で「レイアウトの確認」や「モバイルメニューの動作確認」などを行っていきます。

アニメーション機能がある場合は「アニメーションの状態」も確認していきます。

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